ザリガニ心臓のはたらき
ザリガニの心臓は胸部の囲心腔(pericardial cavity)の中で,前後左右から靱帯に吊されている。心臓は単一心室からなり,その大部分が層状になった心筋で構成される。
拍動のリズムは心臓内にある神経組織,心臓神経節(cardiac ganglion)によって作り出される。

心臓には,前方,ななめ前方,後方,下方に向けられた動脈があるが,静脈はない。心臓と動脈の境には心臓血管弁があり,また心壁には心門と呼ばれる弁状の開口部がある。囲心腔中の血液は心門から心臓内に入り,各動脈から体中の様々な部位に向けて送り出される。
斜め後方からみたザリガニ心臓
(実写版こちら)
心臓がポンプとしての機能を持つためには,血液の吸入口,排出口にあたる部分の弁(心門弁,心臓血管弁)が,心臓拍動とともに効率的に開閉することが不可欠である。それぞれに弁のために特殊化した筋肉が備わっている。
Back Home